最近よく耳にする【気象病】という言葉
気候や天気の変化によってカラダに与えるさまざまな影響を
【気象病】と呼んでいます。
気圧の変化によって頭痛やめまいが起こりやすいのは、
耳の内部「内耳」が関係していると考えられています。
気圧の低下により内耳を刺激し、
自律神経のバランスが崩れ、症状が出やすくなります。
耳の血行を良くして少しでも症状を軽減していきましょう👂👂👂
💡おすすめのツボ💡
【中渚(ちゅうしょ)】
手をにぎった時、小指と薬指の関節にできるくぼみが中渚です。
また、気象病はカラダのむくみによっても症状が出やすくなります。
・水分、冷たい物の摂りすぎに注意する🍺
・甘い物、味の濃い物、油っこい物は控える🍫
・お風呂では湯船につかってめぐりを良くする🛀
少しの心掛けで体調は変化していきます。
つらいときは無理せずカラダを休めましょう😌
カナヘイ🐺
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【手首のツボで足のむくみ・だるさが改善する?!】
そんなことってあるの?って思いますよね!?
下肢の静脈は最終的に肺で循環されます。
この時期、寒くなったり、急に暑くなったりと
カラダが気温に適応するのがむずかしくなると、
「呼吸」が浅くなります。
呼吸が浅い⇒肺循環が上手くいっていない⇒下肢の静脈が滞る
=足がむくむ、だるくなるという負のサイクルができあがります。
下肢の静脈が滞ると痔になりやすかったり、婦人科疾患にもなりやすいです。
肺の血行を良くすると、、、?
足のむくみが改善する!! というわけです(笑)
おすすめのツボは
【太淵たいえん】です!!
探し方:手の平を上にして手首の曲がりじわ親指側で
動脈の拍動を感じるところ
先日ショールームで立ちっぱなしの時に
たまたま太淵のツボのお灸をしたら1日足がスッキリする体験をしまして、
ぜひ皆さまにも知っていただきたい!と思って今回投稿しました💖
足がむくむ、だるい方はぜひお灸してみてください✨
カナヘイ
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こんにちは☀
今日から入学式や新学期など
春らしく新しい生活が始まった方が多いと思います。
春は何かと新しいことに挑戦したくなる!
という方もいらっしゃいますね✨
いろいろと変わる季節の春
張り切り過ぎるとゴールデンウィーク明け頃から
だんだんとやる気や活力が落ちやすくなります。
(いわゆる五月病というやつです笑)
気持ちも体力もバランスが大切です。
カラダのバランスを整えるために
せんねん灸をセルフケアで取り入れてみてください。
簡単にお灸できるつぼ【合谷ごうこく】
目、鼻、口など頭部の血行をよくし、カラダの余分な熱を冷ます効果もあります。
春の写真をシェアします😊
カナヘイ🐺
]]>そろそろ花粉症が気になる季節
💛花粉症の症状が出始める前に予防のセルフケアをしましょう💛
花粉症と最も関係が深いのは「消化器」と「呼吸器」です。
東洋医学では
「消化器」を「脾」、「呼吸器」を「肺」と言います。
「脾」は食べ物から栄養(エネルギー)と水分を吸収し
全身にめぐらせる働きがあります。
「肺」は鼻の呼吸の際に外からの刺激物(花粉、ゴミ、ウイルスなど)を防御する働きがあります。
「肺」は「脾」に支えられていますので、
「消化器」の不調やダメージは「呼吸器」にも影響します。
鼻や目は粘膜で覆われています。
粘膜は血行が良いと潤ってバリア機能がアップ↑↑
バリア機能が下がり余分な水分が増えると粘膜から水分が漏れ出てしまいます。
これが「鼻水」です。
「鼻水が止まらない」「目がかゆい」症状を少しでも軽減するために
【いまからでも出来るセルフケア】
💗よく噛んで食べる
(よく噛むだけで消化を手助け出来るよ!)
💗胃腸を刺激する甘い物、辛い物、味の濃い物の暴飲暴食をさける
(これからバレンタインだけどチョコレートの食べ過ぎは気を付けて!)
💗こまめに動く
(動くことで気(エネルギー)がカラダにめぐって消化も手助けするよ!)
💖消化器の働きを整える、呼吸器の働きを高めるツボにせんねん灸をする
(私たちが一番推したいセルフケア!笑)
💙消化器の働きを整え、水のめぐりを改善するツボ💙
「?兌(れいだ)」見つけにくい方は「内庭(ないてい)」「陥谷(かんこく)」
「?兌(れいだ)」
「内庭(ないてい)」
「陥谷(かんこく)」
💙呼吸器の働きを高めるツボ💙
「魚際(ぎょさい)」
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花粉症の症状が出る前に急いでセルフケアして素晴らしい春を迎えましょう🌸
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JUGEMテーマ:健康のためにやっていること
みなさん、こんにちは☀
12月に入り、仕事や家のことなど
忙しくなってくる時期ですね。
毎日パソコン作業でお疲れの目
年末でタクスが増えて頭の中がパンパン
このような状態が続くと
カラダの気(生命の原動力やカラダを動かすエネルギー)が上(頭部)に上ったまま停滞し
・目のかすみ・疲れ
・疲れているのになかなか寝付けない
・手足の冷え
カラダにさらに不調が出てきてしまいます。
こんな時も「せんねん灸」で一旦リラックスしましょう!
おすすめのツボは【太衝(たいしょう)】
頭部にのぼった気を下に下ろす作用のあるツボです。
目の疲れ、冷えのぼせ
今年も残り少し!!
元気に過ごしていきましょう!!
【せんねん灸お灸ルーム年末年始休業のお知らせ】
誠に勝手ながら、年末年始は次期間にて休業いたします。
2021年12月29日(水)〜2022年1月4日(火)まで
お客様にはご迷惑をお掛けします。
何とぞよろしくご了承くださいますようお願い申し上げます。
カナヘイ
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JUGEMテーマ:健康のためにやっていること
こんにちは☀
季節がだんだんと秋から冬に変わってきましたね
この時期の外の香りが好きです♡
食べ物も美味しく感じるこの季節🍠
私はお腹は空いてないけど何だか食べたいなぁと思う感覚を
「偽りの食欲😈」と言っています(笑)
理想はお腹が空いて「ぐぅ〜」と鳴ってからごはんを食べることです。
仕事をしているとお昼休みの時間が決まっていることもあり
お腹が空いていないけど時間だから食べる
という生活をしている人も多いと思います。
この時期は夏に冷たい飲み物や食べ物を取っていた方は
胃腸の不調、冷えを感じやすくなります。
また、水分を沢山摂り過ぎていたり、暴飲暴食をしていると
この時期は汗をかきにくくなるため
代わりに鼻水が出やすくなったり、むくみがひどくなります。
ゆるっとお灸を取り入れて胃腸を整えて
より美味しく食事をしていただきたいと思います🍴
💡おすすめのツボ💡
【陰陵泉(いんりょうせん)】
【公孫(こうそん)】
ツボ探しのポイントは
「お肌をなででへこんでいるところ」
せんねん灸で心もカラダもリラックスして
毎日を元気に過ごしていきましょう😊
カナヘイ🐺
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JUGEMテーマ:健康のためにやっていること
マガジンハウスの雑誌でおなじみの【ku:nel(クウネル)】の
Webサイト【ku:nel SALON(クウネル・サロン)】にて
せんねん灸お灸ルーム銀座、せんねん灸ショールーム銀座を紹介していただきました!!
学芸大学駅にて生活雑貨のセレクトショップ「MIGO LABO」のディレクターをされている
フォトグラファーの石黒美穂子さんにご紹介していただきました✨
お灸ルームでは
「健康お灸」のお灸教室にご参加していただき
個別のツボ探しにて石黒さんのお身体に合ったツボを探し、
せんねん灸の体験をしていただきました。
お灸をする前後で姿勢が改善され、とてもよろこんでいただきました!
ツボを探している様子も掲載していただいています😊
取材してしただいた後もご自宅で
せんねん灸を続けてくださっているそうです〜♡
ぜひ皆さんも
【ku:nel SALON(クウネル・サロン)】要チェックしてみてください!!
カナヘイ🐻
]]>JUGEMテーマ:健康のためにやっていること
肩の痛みの原因は人それぞれですが
今回は、お灸ルームの治療の中で
肩の痛みの原因がお腹にあった例をご紹介します。
50代 女性
(主訴) 左肩〜腕の痛み
(経過)
・1ヶ月前からじょじょに痛み始めた
・肩関節外転時痛
・肩関節屈曲 170°位まで上がるが耳につかない
(既往歴)
・子宮筋腫により子宮と卵巣の手術をした
・白内障があり目が疲れやすい
・高血圧
(その他)
・朝ご飯にヨーグルトを食べるとガスが出やすくなる
・たまに下半身がだるくなる
・寝るときは冷房をつけたり消したりしている
・開腹手術の抜糸の際、左端にチクッと痛みがあった
・ご家族が在宅勤務をされていて、
1日中食事を作っているか、座っているかの生活が続いている
(所見)
・子宮筋腫の開腹手術により内臓の癒着が起きているようです。
・開腹手術後、癒着によって腸の動きに滞りが起き、
消化不良の原因となっていることがよく見られます。
・腹診をすると下腹部のハリがなく緩んでいる状態です。
・冷房による冷えが重なり、下半身がだるくなっているようです。
・料理を作っている時間が長く、背中が丸まりやすい姿勢になっています。
(施灸)
?下腹部のハリがない所がちょうど関元のツボにあたります。
?関元の下、子宮筋腫の開腹手術痕で押すと痛みを感じる所にお灸をします。
?築賓(ちくひん)
骨盤(腰)の動きを滑らかにします。
(お灸によるカラダの変化)
・下腹部のハリが出てきました。
・肩関節外転・屈曲で180°まで上がるようになり、痛みも軽減しました。
(今回の左肩の痛みの原因)
・子宮筋腫の開腹手術痕の癒着
・日常生活にて料理をしている姿勢、イスに座っている姿勢が長く、
インナーマッスルの低下→骨盤後傾→肩が上がりにくい・痛み
「インナーマッスル」とは??
からだの深いところにある筋肉で、
「姿勢を安定させ、からだの動きをなめらかに、スムーズにする」はたらきがあります。
腰まわり、骨盤を支えるインナーマッスルでとくに重要なのが
「腸腰筋(ちょうようきん)」です。
このインナーマッスルが弱ってくる(適度な張りがなくなる)と
骨盤が後ろに傾くようになり、股関節の動きが狭くなってきます。
インナーマッスルが衰えると腹筋や背筋も弱まってくるので、
背中が丸くなり、姿勢が悪くなります。
姿勢が悪くなった状態で肩を動かしても可動が狭く、動かしにくくなります。
過去のブログにてインナーマッスルについての記事は
こちらから👉せんねん灸お灸ルームBLOG (jugem.jp)
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JUGEMテーマ:健康のためにやっていること
こんにちは☀
お灸ルームのカナヘイ🐺です!!
雨が降る日が多くなってきましたが
みなさん体調は大丈夫でしょうか?
むくみやすい方は気圧影響がカラダに出やすいので
この時期の冷たい飲み物、食べ物は控えめにすると良いですよ💓
☁ ☁ ☁ ☁ ☁ ☁ ☁ ☁ ☁ ☁ ☁ ☁
さて、今回の本題ですが、、、
6月から【入門編】のお灸教室を再開いたしました❕❕
◎入門編のお灸教室とは?
お灸で使われているもぐさをよもぎから作ります。
みなさんで作ったもぐさでしょうが灸を体験していただきます。
その他、せんねん灸の種類、使い方、ツボの探し方をお教えします。
お灸って何からできてるの?
どうやって作っているの?
(初心者編ではないのでご注意を✋)
どなたでもご予約いただけます✨
お灸教室の定員は2名とさせていただきます。
ご予約はインターネットでお願いします。
ご予約はこちら☟
https://sennenq.resv.jp/reserve/calendar.php?cur_categ_id=3
新型コロナウイルス感染防止策実施中
1 スタッフは毎日、施術前に体温を測定しています。
2 お灸教室会場、待合室は換気をしています。
3 手指衛生(手洗い・手指消毒)を実施しています。
4 タオル類は、お客様毎に交換、洗濯をしています。
5 共用部分はお客様のご利用ごと消毒をしています。
ご来室の皆さまへのお願い
1 ご来室当日、ご自宅での検温をお願いします。
2 ご入室時「体温測定」をお願いします。
3 「体温測定」後「手洗い」をお願いします。
※「風邪症状がある場合」「発熱(37℃以上)がある場合」当室のご利用をご遠慮ください。
カナヘイ🐺
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JUGEMテーマ:健康のためにやっていること
こんにちは☀
マスク生活を初めて約1年が経ちましたね。
慣れてきた気もしますが
やっぱり息苦しい、耳が疲れるなど
不調を感じやすいと思います。
息苦しい原因の1つとして
マスクの中で口呼吸になっていることが考えられます。
○マスクの紐に引っ張られ、顎が前に突き出しやすい姿勢になり、口が開きやすくなっている
○マスクが顔の大きさにあっていない
→顎の下に隙間があくと首の前にマスクが当たらないようにするために顎が前に突き出しやすい姿勢になる
○鼻がつまっている
など口呼吸になりやす原因はさまざまです。
マスクが苦しくて思わず口呼吸をしてしまうという方も多いと思います。
口呼吸は鼻呼吸と比べて半分ぐらいしか換気が出来ず、
口で息を吸うと浅い呼吸になりやすいです。
結果的に口呼吸になり息苦しくなってしまいます。
息苦しさ改善には
鼻の通りを良くして鼻呼吸をすることがポイントです💡
👄口呼吸を解消するには??👄
?自分の顔の大きさにあったマスクを選ぶ
大きすぎず、小さすぎず、鼻や顎に隙間があかない
ピッタリしたものを選びましょう。
?耳まわりをほぐしてコリ解消
せんねん灸琵琶湖をつかって耳周辺を温めてほぐしましょう!
やり方は簡単!耳に棒灸をあてるだけ!!
?ツボにお灸をして鼻づまり解消
【合谷ごうこく】
目、鼻、口など頭部の血液循環を促します。 カラダの余分な熱を冷まします。
【?兌れいだ】
胃腸の働きをととのえ、鼻の通りを良くします。鼻炎、花粉症改善にも◎
まだまだマスク生活がつづきますが
お灸で一休みして、乗り越えていきましょう
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「インナーマッスル」という言葉を耳にされたことがあると思います。
腰まわり、骨盤を支えるインナーマッスルでとくに重要なのが「腸腰筋(ちょうようきん)」です。このインナーマッスルが弱ってくる(適度な張りがなくなる)と骨盤が後ろに傾くようになり、股関節の動きが狭くなってきます。
股関節の動きが狭くなると、太ももを内側に引き寄せる「内転筋(ないてんきん)」の筋力が低下します。「内転筋(ないてんきん)」の筋力が低下すると、膝を曲げ伸ばしする「大腿四頭筋(だいたいしとうきん)」の筋力が低下し、「ハムストリング」が緊張して、さらに骨盤が後ろに傾きます。
■骨盤が後ろに傾くと・・・?
○ インナーマッスルが衰えると腹筋や背筋も弱まってくるので、背中が丸くなり、姿勢が悪くなります。
○ 背中が丸くなり、姿勢が悪くなると、左右の膝の間隔が広くなり、いわゆるO脚となります。O脚が進むと変形性膝関節症になります。
○ インナーマッスルが衰えると、内臓を支える筋肉にハリがなくなり、内臓が下垂して下腹部が出てきてポッコリお腹になります。
○ 股関節を動かさないので、太ももが上がりません。つまづきやすく、転倒しやすくなります。
○ ペタペタ歩きになり、足のアーチを使わなくなります。アーチを使わないと足裏の筋肉、ふくらはぎの筋肉が動かないので、足の冷え、むくみが強くなります。
内くるぶしの真ん中、もっとも高いところに小指をおき、指幅4本そろえて、人差し指があたっているところが三陰交(さんいんこう)です。
足のむくみと冷え、子宮内膜症でお困りの患者さまでした。骨盤のねじれと、後傾が目立ちました。とくに「胞肓(ほうこう」のツボへお灸をすえたことで、骨盤のねじれ、後傾が改善しました。
腰陽関(こしようかん)
両手親指を腰骨のきわにあて、そのまま背骨へむかってスライドします。両手親指と背骨があたったところで、背骨と背骨のあいだのへこみが「腰陽関(こしようかん)」です。
仙骨の左右にあるくぼみのうち、上から2番目のくぼみと同じ高さで、仙骨の中心から指幅4本外側にあります。親指で押すと刺激がお尻全体へ広がるような感覚があります。
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こんにちは🌞
お灸ルームスタッフのカナヘイです🐺
突然ですが、みなさん「土踏まず」のところを押してみてください!
コリコリして硬くなっていたり、押して痛くなりませんか??
当てはまる方は胃腸が弱っているサインです!!
胃腸、とくに腸の動きに滞りがあると、
足の土踏まずの筋肉が硬く張っていたり、
コリがあったりして、指圧すると圧痛を感じます。
土踏まずの血行を良くして、筋肉の張り、
コリをゆるめると、胃腸が動きはじめます。
今の時季に悩ませる「花粉症」も
胃腸が弱ることで粘膜のバリア機能が下がり
症状を引き起こします。
胃腸を整えるツボ「公孫(こうそん)」にお灸をしましょう。
この春の胃腸ケアにお灸をしましょう🌸
カナヘイ🐺
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ご来室される患者さまは、コリや痛みを訴えてご来室されます。
「肩コリだけれど、右肩のほうがコリを強く感じる」
「腰痛だけれど、左腰のほうが張りや重だるさ、痛みを感じる」
「右肘が痛む」
「左の指が痛む」
などです。
患者さまの多くは、「右のほうが・・・」「左のほうが・・・」と左右に違いを感じていらっしゃいます。
なぜ、症状に左右の違いがあるのでしょうか?
■ からだの中心軸
人体図(写真)のようにからだが左右対称だと、からだの中心軸と背骨(脊椎)は一致します。
からだの左右が非対称だと中心軸は背骨(脊椎)から右へずれたり、左へずれたりします。 からだの中心軸が左右いずれかへずれると「ねじれ」が生じます。
「ねじれ」によって、からだにが斜めになります。
からだが斜めになると、
・肩甲骨:背骨(脊椎)に「ひねり」が生じ、左右の肩甲骨の高さが異なります。
・骨 盤:背骨(脊椎)に「ひねり」が生じ、骨盤が傾き、左右の腸骨や坐骨の高さが異なります。
背骨(脊椎)に「ひねり」が大きくなるほど、肩甲骨、骨盤が傾きが大きくなります。
「ひねり」が大きい患者さんは、あお向けで寝たとき、左右下肢の長さに見せかけの違いがみられるようになります。
■ 今日の症状「坐骨神経痛」
今日の症状は「坐骨神経痛」です。
■ 問診-1
腰から臀部へかけて、筋肉の張りと痛みを感じています。
太ももからふくらはぎの外側面にシビレを感じます。
整形外科を受診して画像検査を受け、「腰椎椎間板ヘルニア」と言われました。
■ 身体観察
背中右側の筋肉から右臀部、右太もも、右ふくらはぎにかけて筋肉の緊張、コリ、張りがあります。
真っすぐ立っていただくと、骨盤は右まわりへ「ねじれ」、肩甲骨は左回りへ「ねじれ」ています。
肩甲骨と骨盤で反対方向の「ねじれ」が起きています。
反対方向の「ねじれ」の交差点にあたる腰椎に過剰な負担がかかっています。
この過剰な負担がかかっている腰椎にヘルニアが起きているようです。
■ 触診-1
「坐骨神経痛」が起きる「右臀部―右太もも―右ふくらはぎ」の緊張、コリ、張りがやわらかくなるポイントを探します。
■ 問診-2
足の親指(第1趾)の形が左右で違いがあります。
➡長年テニスをしてきました。
■ 触診-2
足に触れると「坐骨神経痛」が起きる部位の緊張がやわらぎます。
テニスはラケットでボールを打つ時、からだ全体に「ねじれ」のストレスが発生します。
足は「ねじれ」によるシューズ、地面との過大なストレスが繰り返され、とくに足と地面の際(きわ)は重要ポイントです。
イラストの赤いポイントは繰り返しの「ねじれ」ストレスによって組織が劣化し、血行不良が生じて「ツボ」となりやすい部位です。
「足の親指(第1趾)」はシビレを感じ、手で触れても、触られている感覚がないと言います。
■ 施灸
イラストの赤いポイント=「へこみ」へ施灸します。
中でも「足の親指(第1趾)」への施灸は、何個お灸をすえても温かさすら感じません。
症状の効果的に緩和する「ツボ」は「熱を感じない」傾向があります。
今回は「点灸(てんきゅう)」をしました。
お灸をすえても温かさすら感じません。
※お灸をすえて治療を施すことを「施灸(せきゅう)」と言います。
※「点灸(てんきゅう)」は「もぐさ」を指先でつまみ、ツボへ立て、お線香で火をつけてお灸をする方法です。
※治療では火傷を起こさないよう、ツボにシートを貼り、その上から「点灸」をします。
※標準的な「へこみ」ですと、「点灸」は10壮(そう)ほどで熱を感じるようになります。
※「点灸(てんきゅう)」のもぐさの大きさは「糸〜ゴマつぶ〜米つぶ」の大きさにしてツボへすえます。
※「もぐさ」をツボへすえる回数を「壮(そう)」
ご自宅でのセルフケアには「せんねん灸強力温熱」をおすすめいたしました。
■ お灸によるカラダの変化
「足の親指(第1趾)」への施灸により、もっとも「坐骨神経痛」の緩和が見られました。
■ 今日のツボ
隠白(いんぱく)
今回は「足の親指(第1趾)」にある「へこみ」、手で触れてもっと感覚が鈍いポイントへお灸をすえました。
見た目でも、はっきりと「へこみ」がわかりました。
(緩和が期待できる症状)
・腰痛(腰痛、坐骨神経痛など)
・出血(月経過多、不正出血など)
・運動麻痺(脳卒中後遺症、パーキンソン病など)
・抑うつ気分(気持ちがしずむ、気持ちが重いなど)
・尿もれ(尿失禁)
■ 今回のポイント
箸を持つ、字を書くなどの「利き手」の左右は、生まれながらにして自然と身につけています。
足にも同様「利き足」があり、「利き足」の反対は「軸足」と言われています。
つまり、人間の動作は左右対称ではないことがわかります。
左右対称にからだを動かさないと「ねじれ」が生じます。
この「ねじれ」は人によって異なりますが、「ねじれ」が大きくなると、からだの中心軸が背骨からズレていきます。
結果としてさまざまな症状が起こるようになります。
治療では、時間をかけた問診をさせていただき、患者さまが困っていらっしゃる症状緩和のヒントを探ります。
どのような症状、病気でも、毎日の生活の繰り返しの中で起きます。
毎日の姿勢や動作の繰り返しで「ねじれ」が大きくなったり、小さくなったりします。
精神的、身体的、いずれにしても「体調がわるい」と感じるときは、この「ねじれ」の幅が大きくなっているのです。
「こころ」と「からだ」の不調は「ねじれ」からです。
JUGEMテーマ:健康のためにやっていること
]]>JUGEMテーマ:健康のためにやっていること
さて、問題です。
ここのツボ何に効果があると思いますか?
答え:「カラダのねじれ」に効果があります!!
肩や腰などで、コリや痛みが片側だけ感じることはありませんか?
日常生活や仕事のクセで左右片側に負担がかかると
カラダの左右バランスがくずれてねじれが生じます。
では、ご自身の左右のカラダのかたさを確認してみましょう。
↑のお灸をする前の写真です。
背中を無理にそらせながらカラダをひねっているため
あまり左にひねることが出来ていません。
カラダの確認ができましたら
さきほどの「後渓」のツボにお灸をしてみましょう💡
↑お灸後の写真です。
背すじを伸ばしたままカラダをひねっているため
お灸する前より可動域がひろがっています。
ねじれが改善されました👏
なぜ、ここのツボ「後渓」がよいのか?
ヒトのカラダには、いのちのエネルギー「気」や「血」が
全身をめぐる通路「経絡」がひろがっています。
12の経絡の流れが全身をめぐっており、
その経絡上に361のツボがありますが、重要なツボのほとんどは手や足にあります。
その中でもカラダの左右のバランスに関係しているのが
手足の小指の経絡です。
手:「小腸経(しょうちょうけい)」
足:「膀胱経ぼうこうけい)」
足の小指の「至陰」のツボは妊婦さんの逆子にも効果があります。
今回の「後渓」のツボに限らず
手足の小指のラインをなでて
「へこみ」「カサカサ」のポイントを見つけたら
お灸をしてみましょう!
ぜひ皆さんおためしください😊
カナヘイ🐺
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せんねん灸お灸ルームの治療では、さまざまな症状をお持ちの患者さまがいらっしゃいます。
■ 今日の症状
今日の症状は「頭痛」です。
■ 問診-1
毎月、激しい「頭痛」が起きるのでとても困っていらっしゃいます。
頭痛が起きる部位は決まって左側頭部です。
病院を受診して、画像検査もお受けになられたそうですが、とくに問題はないと言われました。
■ 身体観察
頭部を触診させていただくと「頭痛」が起きる部位がコブのようにかたくなっています。
指圧するとズキッとする痛みを感じるようです。
左足くびの骨にズレが見られ、立ったとき、歩いたときに不安定な状態が見られます。
■ 触診
「頭痛」が起きる、コブのようにかたい部位がやわらかくなるポイントを探します。
体の左側(頭―くび―肩・肩甲骨―背中―臀部―太もも―ひざ裏―ふくらはぎ―足裏)に筋肉の緊張、張りが目立ちます。
■ 問診-2
左足くびにトラブルの経験がなかったかを確認しました。
➡子どもの頃から左足くびのねん挫を繰り返してきたそうです。
■ 触診-2
左の外くるぶしとその周辺に触れると、「頭痛」が起きる部位のコブのようなかたさがやわらぎます。
左の外くるぶしに目で見てわかる「へこみ」があります。
外くるぶしには足くびを安定させるために3つの靭帯(じんたい)があります。
3つの靭帯のうち「前距腓靭帯(ぜんきょひじんたい)」が傷んでいます。
■ 施灸
左の外くるぶしにある「へこみ」へ施灸します。
わずかな「へこみ」ではなく、かなり深い「へこみ」ですので、「点灸(てんきゅう)」をします。
30壮(そう)を超えてお灸をすえても温かさすら感じません。
※お灸をすえて治療を施すことを「施灸(せきゅう)」と言います。
※「点灸(てんきゅう)」は「もぐさ」を指先でつまみ、ツボへ立て、お線香で火をつけてお灸をする方法です。
※治療では火傷を起こさないよう、ツボにシートを貼り、その上から「点灸」をします。
※標準的な「へこみ」ですと、「点灸」は10壮(そう)ほどで熱を感じるようになります。
※「点灸(てんきゅう)」のもぐさの大きさは「糸〜ゴマつぶ〜米つぶ」の大きさにしてツボへすえます。
※「もぐさ」をツボへすえる回数を「壮(そう)」
■ お灸によるカラダの変化
体全体のバランスを整えるために、何箇所かへお灸をすえましたが、この左くるぶしのツボへお灸をすえると「頭痛」が起きる部位のコブが大変やわらかくなりました。
■ 今日のツボ
外踝尖(がいかせん)
一般的には外くるぶしの先端とされています。
今回は先端のすぐ脇にある「へこみ」へお灸をすえました。
■ 頭痛の原因
・子どもの頃から左足くびのねん挫を繰り返してきたことで、外くるぶしの靭帯を傷めた。
・左足首が不安定になり、左右の足の着き方、立ち方、歩き方のバランスをくずした。
・体の左側(頭―くび―肩・肩甲骨―背中―臀部―太もも―ひざ裏―ふくらはぎ―足裏)がつねに緊張、張っている。
・左側頭部にコブのようなコリができ、体全体がむくむとコリから血管神経を圧迫して「ズキズキする痛み」が起きる。
■ 今回のポイント
手や足に打撲やねん挫、骨折、突き指、肉離れなどの「ケガ」をすると、組織が傷みます。
「ケガ」をしたときは炎症が起き熱を帯びますが、時間の経過とともに「冷え」てきます。
「ケガ」の治癒によって「冷え」が起き、この「冷え」が原因となってカラダ全体のバランスをくずし体調不良となっていることが多く見られます。
外踝尖(がいかせん)へ自宅でお灸をすえてセルフケアをすることで、左にかたよっていた緊張や張りがやわらぎ、左側頭部にコブのようなコリもやわらかく緩和され、結果として「頭痛」がやわらいでくるでしょう。
「冷えは万病のもと」と言われますが、「ケガは万病のもと」です。
■ 足くびのケガによってさまざまな症状に悩まされます
ねん挫や骨折による、足くびのケガによって、カラダの左右バランスがくずれ、さまざまな症状があらわれるようになります。
・頭痛、不眠
・眼精疲労、視力低下
・首こり、肩こり
・せき、ぜん息
・胸痛、動悸、不整脈
・脇痛
・消化不良、肝胆機能障害
・腰痛、股関節痛
・月経痛、月経不順、子宮筋腫、卵巣のう腫
・ひざ痛、足くび痛
今回のツボ「外踝尖(がいかせん)」以外にも、第4趾(足の薬指)と第5趾(足の小指)の骨のあいだには、このせまい範囲に5つもツボがあります。
・足竅陰(あしきょういん)
・侠渓(きょうけい)
・地五会(ちごえ)
・足臨泣(あしりんきゅう)
・丘墟(きゅうきょ)
それだけ、多くの体調不良と関係があります。
指圧して痛みや気持ち良さを感じるところがあれば、そこへお灸をすえてみましょう。
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