肩が痛くて腕があがりません(上腕二頭筋長頭腱炎)

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    こんにちは。

     

     

     

     

     

     

     

    お灸大好き「お灸くん」です。

     

    「肩が痛くて腕があがりません」

     

    鍼灸治療では比較的よく患者さまがいらっしゃる症状です。

     

    水泳の選手がスタート前に腕を車輪のようにぐるぐる回している様子を見たことがあるでしょうか。

     

    肩は動かせる範囲(可動域:かどういき)がとても広い関節です。

     

    鎖骨(さこつ)、肩甲骨(けんこうこつ)、上腕骨(じょうわんこつ)の3つの骨を、さまざまな筋肉が協調してバランス良く支え、動かすことができます。

     

    となりますと、1箇所でも筋肉にトラブルが起これば、筋肉の協調運動のバランスがくずれてしまいます。

     

    結果、あるポイントに負荷が大きくかかるようになり、炎症を起こして痛みが発生します。

     

    「四十肩」「五十肩」と言われる「肩関節周囲炎(かたかんせつしゅういえん)」が代表的なものですね。

     

    今日は肩に痛みが出た「上腕二頭筋長頭腱炎(じょうわんにとうけんえん)」の患者さまをご紹介します。

     

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    (症状)
    肩に痛みがあり、腕をあげられない。
    服を着るとき、痛みで腕をそで口にとおすことがつらい。
    じっとしていると、痛いわけではないが、しびれのような違和感を感じている。

     

    (経過)
    痛みが出始めたのは2ヶ月前。
    緊急事態宣言中、休校中だったお孫さんとよくバドミントンをしていた。
    痛みを感じたのは肘から。
    日が経つにつれ、痛みが腕全体に広がってきた。
    今は、腕をあげようとすると肩の前面に痛みがあり、あげられない。

     

    (既往歴)
    テニス歴が長い。
    以前、テニス肘になったことがある。
    左膝を痛めたことがある。

     

    (趣味)
    針仕事(刺繍)。
    前かがみ、肩と肘を固めた姿勢のまま、長く続けてしまう。

     

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    (所見)

    「上腕二頭筋」が前腕に付着する、肘の内側のポイントに組織の損傷があります。

     

    肩の痛みを起こした、直接のきっかけは「バドミントン」です。

     

    /忙纏で二の腕の筋肉「上腕二頭筋」の慢性的な筋疲労を起こしていた。

    ◆屮丱疋潺鵐肇鵝廚妊薀吋奪箸鮨兇詁虻遒魴り返した。

    テニス肘を経験したことがあり、手くびや肘をひねるクセがついていた。

     

    ´↓により、「上腕二頭筋」が肘に付着するポイントに負荷がかかり組織の損傷を起こしました。

     

    腕を上げるとき、上腕二頭筋を引き上げる必要がありますが、肘の付着部が損傷しているために力が伝わらず、肩側の腱に過剰なストレスがかかりました。

     

    この状態でラケットを振る動作を繰り返したために、肩側の腱が熱を持ち炎症を起こしたものと思われます。

     

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    (セルフケア指導)

     

     

     崗縅啼麁筋」が肘に付着しているところで、組織が傷んでいるところ(損傷部)へお灸をすえます。

    ツボとしては「尺沢(しゃくたく)」です。

     

    探し方は「手のひら、肘の内側が上になるようにします。肘の内側の曲りじわの上、中央から親指側を指圧して痛みを感じるところ」。

     

    せんねん灸オフソフトきゅう竹生島(温熱レベル2)をすえると「気持ちよい温かさを感じる」もしくは「熱くならない」ポイントを探してください。

     

     

    胸の筋肉にお灸をすえます。

    ツボとしては「気戸(きこ)」です。

     

    探し方は「乳頭から真上に移動して、鎖骨の下周辺を指圧して痛みを感じるところ」。

     

    せんねん灸オフソフトきゅう竹生島(温熱レベル2)をすえると「気持ちよい温かさを感じる」もしくは「熱くならない」ポイントを探してください。

     

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    「肩の痛み」

     

    原因はさまざまです。

     

    まずは「原因」をはっきりさせてからセルフケアしましょう。

     

    「せんねん灸お灸ルーム」または、お近くの鍼灸院へご相談ください。

     

     

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